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  • モダリティと文脈に応じて感覚処理を行うコリン作動姓フィードバックシステム DEPARTMENT OF NEUROBIOLOGY, UNIVERSITY OF CALIFORNIA SAN DIEGO 小宮山 尚樹 先生

    サイエンス誌(Science)に掲載された日本人著者からの日本語タイトルとコメントを紹介します

    モダリティと文脈に応じて感覚処理を行うコリン作動姓フィードバックシステムCholinergic feedback for modality- and context-specific modulation of sensory representations

    SCIENCE 19 June 2025, Vol 388, Issue 6753

    私たちは、動物にとってその時に重要な感覚に応じて、脳が注意を集中させることを可能にする、少数の神経細胞群を特定しました。

    Department of Neurobiology, Department of Neurosciences, Center for Neural Circuits and Behavior, Kavli Institute for Brain and Mind, and Halıcıoğlu Data Science Institute, University of California San Diego

    小宮山 尚樹

    https://www.science.org/doi/10.1126/science.ads9152

  • AIKO SciLingual 7月アップデートのご案内

    医学・医薬に特化したAI翻訳プラットフォーム「AIKO SciLingual」について、2025年7月6日(日)にアップデートを行います。詳細は下記よりご確認ください。

    アップデート実施日:2025年7月6日 (日)
    ダウンタイム:2025年7月6日(日) 17:00-20:00(JST)

    PDF翻訳機能の強化

    新ユーザーインターフェース(予定)

    AIKO SciLingualのファイル翻訳機能について、これまでPDFファイルの翻訳ファイルはWordファイル(.docx)に変換されていました。これにより、訳文の編集や挿入(ポストエディット)が可能になる一方、場合によっては大きくレイアウトが崩れることもありました。

    この問題に対処するため、この度PDFファイルの処理方法をWordファイル(.docx)とPowerPointファイル(.pptx)から選択できる機能を追加しました。
    これにより、ポスターやプレゼン資料のようなデザイン性の高いものやページ方向が横向きの場合など、元ファイルに応じて翻訳ファイルの形式をPowerPointファイル形式でダウンロードできるようになります。


    GPT-4.1へのアップグレード

    OpenAI社がリリースした新しいモデルのGPT-4.1はパフォーマンスが向上し、プロンプトの効力が高まったと評価されています。
    そのため、今回のアップデートにより、既存のGPT-4oをGPT-4.1にアップグレードします。

    また、セキュリティに関しても、OpenAI社とのBusiness Associate Agreement(BAA:業務提携契約)は引き続き適用されるため、GPT-4.1にもGPT-4oと同じセキュリティとデータ保護ポリシーが適用されます。


    ヤラク翻訳エンジンのバージョンアップ

    ヤラク翻訳エンジンがバージョン4にアップデートされます。このバージョンアップにより、翻訳精度が向上します。


    その他のアップデート

    再翻訳ボタンの常時表示

    今回のアップデートにより、常に対訳ビュー画面で再翻訳ボタンが表示されるようになります。

    チェックアシスタント機能の仕様変更

    これまではチェックアシスタント機能のオンが標準でしたが、今回のアップデートにより標準がオフとなります。これにより、チェックアシスタント機能の使用について、よりお好みに応じた運用が可能となります。

    フレーズ集一覧画面での「Ctrl+Z」の操作を可能に

    フレーズの編集時に元に戻すショートカット(CTRL+Z)が使用できるようになります。

    AI辞書機能搭載に向けたプレ機能改修

    AI辞書機能搭載に向け、従来の辞書登録機能を削除します。しばらくご不便をおかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。


    お問い合わせは下記より

  • RNA転写産物はGループ形成を介してグアニン四重鎖構造を制御する ONCODE INSTITUTE, HUBRECHT INSTITUTE-KNAW & UNIVERSITY MEDICAL CENTER UTRECHT 佐藤 浩一 先生

    サイエンス誌(Science)に掲載された日本人著者からの日本語タイトルとコメントを紹介します

    RNA転写産物はGループ形成を介してグアニン四重鎖構造を制御する
    RNA transcripts regulate G-quadruplex landscapes through G-loop formation

    SCIENCE 5 June 2025, Vol 388, Issue 6752

    「DNAのノット」とも形容される特殊なゲノム構造であるグアニン四重鎖(G4)の蓄積は、DNAを変異させ、転写プログラムにも悪影響を与えるにもかかわらず、G4がどのように解かれるのかはこれまで不明でした。本研究では、RNA転写産物がG4を形成するゲノム領域に結合し、G4構造の解消を促進することを示しました。さらに、この一連の反応が複数のDNA修復タンパク質によって触媒され、細胞の増殖そして恒常性維持に重要な役割を果たしていることを明らかにしました。

    Oncode Institute, Hubrecht Institute-KNAW & University Medical Center Utrecht
    Department of Human Genetics, Leiden University Medical Center
    佐藤浩一

    https://www.science.org/doi/10.1126/science.adr0493

  • Science Signalingの公式翻訳を担当しています!

    Science Japan Officeを務める株式会社アスカコーポレーションは、ライフサイエンス分野に特化した翻訳サービスを提供しております。

    医学論文の翻訳実績も多数ございますが、実はScience Signalingの公式翻訳を担当していることはご存知でしょうか。

    Science Signalingとは?

    Science Signalingは、世界的な科学学術誌Scienceの姉妹誌として1999年9月に米国科学振興協会(AAAS)から創刊されました。シグナル伝達分野の最新情報が掲載される学術誌です。

    Science Signaling | AAAS

    日本語版スポンサーはコスモ・バイオ株式会社様

    Science Signaling誌の日本語版サイト作成・スポンサーはコスモ・バイオ株式会社様です。全世界共通で英語で発行されるScienceとその姉妹誌ですが、Signalingに関しては一部日本語で読むことができますので、是非下記サイトからご覧ください。

    https://www.cosmobio.co.jp/aaas_signal/index.asp

    コスモ・バイオ株式会社とは?

    コスモ・バイオ株式会社は、ライフサイエンス分野に特化した専門商社で、研究用試薬および機器の販売を行っています。世界約600社の仕入先から1,200万品目に及ぶ製品を取り扱い、国内外の研究者に提供しています。自社製品の開発や受託サービスも展開し、ライフサイエンス研究の支援に注力しています。

    コスモ・バイオについて | コスモ・バイオ株式会社

    https://www.cosmobio.com/jp/


    アスカコーポレーションは医学論文の翻訳に強みがあります!

    Science Japan Officeを務める株式会社アスカコーポレーションは1995年の創業以来、ライフサイエンス分野に特化した翻訳サービスを提供しています。
    Science Signaling誌の翻訳の他にも、医学論文の翻訳実績が非常に多くあります。西洋医学だけでなく、漢方系の論文翻訳の実績も多数ありますので、是非論文翻訳の必要がある皆様、お問い合わせください!

  • Science Japan Meeting 2025 Lecture Report: Tomoyuki Igawa, Vice President, Head of Research Division, Chugai Pharmaceutical Co., Ltd.

    ■ Sponsored Session:
    Title: Ever-Present Challenges of the Research World
    Speaker: Tomoyuki Igawa
    Vice President, Head of Research Division, Chugai Pharmaceutical Co., Ltd.

    Tomoyuki Igawa, Vice President and Head of the Research Division at Chugai Pharmaceutical Co., Ltd., delivered the presentation titled “Advancing Healthcare Through Cutting-Edge Technology.” He introduced Chugai as a drug discovery-oriented pharmaceutical company and a member of the Roche Group, with Roche owning a majority of Chugai’s stock. Despite this, Chugai remains an independent entity listed on the Tokyo stock market. Dr. Igawa emphasized Chugai’s mission to bring Japanese scientific innovation to the global stage, a philosophy reflected in the company’s name, meaning “inside and outside” in Japanese.

    Tomoyuki Igawa at SJM2025

    Celebrating Chugai’s 100th anniversary, Dr. Igawa highlighted the company’s significant growth since the alliance with Roche, with revenue increasing more than sevenfold and operating profit by twenty-one fold. This growth is largely driven by the global success of Chugai’s original drug products, for example an anti-IL-6 receptor antibody widely approved for multiple indications including the treatment of severe pneumonia caused by the COVID-19. Dr. Igawa noted that Chugai’s drug discovery strategy differs from other pharmaceutical companies by focusing on developing proprietary technologies applicable across various disease areas rather than specializing in specific disease area.

    From the lecture slides: Chugai’s Financial Performance

    Chugai’s approach, which Dr. Igawa termed “disease area agnostic drug discovery,” involves applying unique technologies to address unmet medical needs, resulting in innovative drug products. He highlighted several technological advancements, including bispecific and recycling antibodies (degradation-inducing antibodies), which have expanded the range of druggable targets and modes of action. For instance, a bispecific antibody for hemophilia A mimics the function of factor VIII and has become a significant product for Chugai, contributing to the health of 26,000 patients globally.

    Dr. Igawa also discussed Chugai’s development of mid-sized molecules, bridging the gap between small molecules and antibodies, which allows for the targeting of previously undruggable intracellular proteins. In the course of technological innovation leading to the development of mid-sized molecule, GLP-1 receptor agonists were successfully developed, resulting in a successful collaboration and licensing agreement.

    Chugai’s commitment to quality-centric drug discovery ensures high success rates in clinical development, with a 100% success rate in phase 3 trials. Dr. Igawa attributed this success to Chugai’s focus on developing high-quality drug candidates without compromising speed.

    To conclude, Dr. Igawa emphasized Chugai’s dedication to open innovation and collaboration with academia, startups, and other partners to accelerate Chugai’s modality technologies with novel targets and technologies. This collaborative approach aims to address unmet medical needs and deliver innovative drugs globally. Dr. Igawa highlighted Chugai’s affiliated company, Chugai Venture Fund, which accelerate the creation of innovation through investments in new targets and technologies.

    Science Japan Meeting 2025 Lecture Report

    https://note.asca-co.com/p/sjm2025

  • Science Japan Meeting 2025 講演レポート:井川智之氏 中外製薬株式会社 研究本部長

    ■ スポンサーセッション
    演題:Advancing Healthcare Through Cutting-Edge Technology(最先端技術による医療の発展)
    演者:井川智之氏
    中外製薬株式会社 研究本部長

    中外製薬株式会社 研究本部長である井川智之氏は、「最先端技術による医療の発展」と題した講演を行った。井川氏は、中外製薬が独自の技術とサイエンスを強みとする研究開発型の製薬企業であり、ロシュ・グループの一員であることを紹介した。ロシュ社が同社の株式の過半数を保有しているものの、中外製薬は東京証券取引所への上場を維持し、自主独立経営を行っている。井川氏は、革新的な新薬を創出し、世界の患者さんに届けることを中外製薬の使命とし、社名の「中外」が「内と外」を意味することにその理念が反映されていると述べた。

    SJM2025で講演する井川智之氏

    中外製薬が創業100周年を迎えるにあたり、井川氏はロシュ社とのアライアンス以降の著しい成長を強調した。この期間に売上は7倍以上、営業利益は21倍に増加しており、その成長の原動力となったのは、同社独自の創薬によるグローバル展開である。特に、同社が開発した抗IL-6受容体抗体は、新型コロナウイルス感染症による重症肺炎の治療薬にも使用され、多くの適用症で世界110カ国以上の承認を取得している。井川氏は、中外製薬の創薬戦略が他の製薬企業とは異なり、特定の疾患領域に特化するのではなく、幅広い疾患に応用可能な独自技術の開発に重点を置いている点を指摘した。

    講演スライドより:Chugai’s Financial Performance

    この「疾患領域に依存しない創薬(disease area agnostic drug discovery)」のアプローチにより、中外製薬は未解決の医療ニーズに応える革新的な医薬品を生み出している。井川氏は、二重特異性抗体やリサイクリング抗体®などの技術革新を紹介し、これにより標的分子の範囲や作用機序が拡大したことを説明した。例えば、第VIII因子の機能を模倣する二重特異性抗体である血友病A治療薬は、世界で26,000人の患者さんに投与されている。

    さらに、中外製薬が開発を進める「中分子医薬」についても言及した。これは、低分子医薬と抗体医薬の中間に位置し、従来は標的とすることが困難だった細胞内タンパク質を狙うことが可能となる。中分子医薬に至る技術革新の過程の中でGLP-1受容体作動薬の創製が成し遂げられ、成功したライセンス契約が生まれている。

    中外製薬は、品質を重視した創薬を推進しており、その結果、臨床開発における成功率が非常に高い。特に、第III相試験の成功率は100%を達成しており、井川氏は、スピードを犠牲にすることなく高品質な医薬品候補を開発する同社の姿勢がこの成果につながっていると述べた。

    講演の締めくくりとして、井川氏は、中外製薬がオープンイノベーションを重視し、学術機関やスタートアップ企業、その他のパートナーとの協力を通じて、新たな標的や技術を活用しながらモダリティ技術を加速させることを目指していると強調した。この協力的なアプローチにより、未解決の医療ニーズに対応し、革新的な医薬品を世界に届けることを目標としている。さらに、米国ボストンエリアに設立した「Chugai Venture Fund」を紹介し、新規標的や技術への投資を通じて、イノベーション創発を加速させていくと述べた。

    Science Japan Meeting 2025 講演レポート

    https://note.asca-co.com/p/sjm2025

  • 医学・医薬に特化したAI翻訳エンジン「SciLingual」とは?

    株式会社アスカコーポレーション(以下、ASCA)が独自に構築したAI翻訳エンジン「SciLingual」は医学・医薬に特化したAI翻訳エンジンです。
    では、実際にどのような分野のデータを学習し、どのようにして医学・医薬分野に特化した翻訳を実現しているのでしょうか。

    本記事では、「SciLingual」エンジンについて詳しくご紹介いたします。是非最後までご覧ください。


    専門性の高い学習データを基に構築

    SciLingualエンジンはサイエンス(科学)とマルチリンガル(複数言語話者)を組み合わせて「サイリンガル」と命名されました。
    そして、その名が示す通りSciLingualエンジンはサイエンス(ライフサイエンス)の分野に非常に強みがあるAI翻訳エンジンとなっています。

    実際の翻訳例でご紹介

    下記は、治験関連文書の翻訳例(和訳)です。

    Google翻訳では「site」が「サイト」と訳されるのに対し、SciLingualエンジンでは「実施医療機関」と、より専門的かつ適切な表現に自動変換されます。また、「IP」もGoogle翻訳ではそのまま「IP」となりますが、SciLingualエンジンでは「治験薬」と正確に訳出します。

    これはあくまで一例ですが、SciLingualエンジンはライフサイエンス分野特有の用語や表現にも対応し、専門家が求める精度と品質を実現しています。

    多様な現場での活用実績

    SciLingualエンジンは、医薬品開発や臨床試験に関わるさまざまな文書の翻訳にご活用いただいています。英語から日本語への翻訳はもちろん、日本語から英語への翻訳も高精度で対応可能。専門性が求められる現場で、多くのお客様から高い評価をいただいております。

    治験実施計画書(プロトコール)の翻訳で

    SciLingualは治験実施計画書の翻訳でも活用されています。英語から日本語への和訳。日本語から英語の英訳。いずれの場合であっても変わらずに高精度な翻訳を実現します。

    https://note.asca-co.com/n/ne56da22a65d2


    CTD(Common Technical Document)の翻訳で

    SciLingualエンジンはCTDの翻訳でも活用されています。日本語から英語の英訳。英語から日本語への和訳。いずれの場合であっても変わらずに高精度な翻訳を実現します。

    https://note.asca-co.com/n/n1015ed850b32

    アンジェス株式会社様の事例では、ハッチンソン・ギルフォード症候群の治療薬である「ゾキンヴィ」の申請の際のCTD翻訳でも活用されました。

    https://note.asca-co.com/n/n31a0ffbe3ea0


    同意説明文書(ICF)の翻訳で

    SciLingualエンジンは同意説明文書の翻訳でも活用されています。日本語から英語の英訳。英語から日本語への和訳。いずれの場合であっても変わらずに高精度な翻訳を実現します。

    https://note.asca-co.com/n/n042e630b1b56


    CIOMSフォームの翻訳で

    SciLingualエンジンはCIOMSの翻訳でも活用されています。日本語から英語の英訳。英語から日本語への和訳。いずれの場合であっても変わらずに高精度な翻訳を実現します。

    https://note.asca-co.com/n/n1cd809b7f142

    住友ファーマグループのSMPアソシエ株式会社様には、外注翻訳・社内翻訳の両方においてSciLingualエンジンをご活用いただいております。

    https://note.asca-co.com/n/nedf9d20bcf3a


    メディカルライティングで

    SciLingualエンジンはメディカルライティングの分野でも幅広くご活用いただいています。たとえば、グローバルで作成された英語版CTDを基に日本語版CTDを作成する際の下訳として。
    また、日本語で作成した原稿を英語資料へと翻訳する際のサポートツールとして、多くの医薬・ライフサイエンス関連企業様にご利用いただいております。


    さらに、会社毎のカスタマイズも

    SciLingualエンジンの最大の特長のひとつは、企業ごとにカスタマイズが可能である点です。お客様ごとの専門用語や表現、社内ルールに合わせてエンジンを最適化できるため、より精度の高い翻訳をご提供できます。

    実際のカスタマイズ事例として、中外製薬株式会社様とは共同で治験実施計画書(プロトコール)の和訳に特化したAI翻訳エンジンを構築し、翻訳時間を従来比43%削減することに成功しました。

    https://note.asca-co.com/n/nd223fa0c35c7

    このほかにも、CMC分野における英語版CTDを基に日本語版CTDを作成するため、あるいはグローバル展開を見据えた翻訳体制強化のためなど、さまざまな目的でカスタマイズ翻訳エンジンのご依頼が増えています。

    自社専用のAI翻訳エンジンの構築をご検討中の方は、ぜひアスカコーポレーションまでお気軽にご相談ください。無料のお試し構築も承っております。


    お問い合わせ

  • ASCA Academy ライティング講座の受講テキストのダウンロードが分かりやすくなりました!

    ASCA Academyライティング講座 論文コースを受講されている皆様にご案内です。

    ASCA Academy ライティング講座の受講テキストのダウンロードが分かりやすくなりました。

    ASCA Academyライティング講座 論文コースで使用するテキストスライド【全16回分】は、各講座ページにてダウンロードいただけます。
    16回分を一括でダウンロードすることはできませんので、お手数ですが、講座ごとにダウンロードをお願いいたします。
    ※テキストスライドのダウンロードは、ご購入された方のみ可能になります。

    <ダウンロード方法>
    1.      サービスにログインします。下記URLからもログインできます。
    ASCA Academyライティング講座 | 医薬翻訳のアスカコーポレーション
    2.      ダウンロードしたい回の動画ページにアクセスします。
    3.      講師写真の下に表示されている「ダウンロード」ボタンをクリックしてください。

    ご不明な点ありましたら、お気軽にASCA Academy事務局までご連絡ください。

  • 酸素ドープした分子ナノカーボンの昆虫内合成 理化学研究所 開拓研究所 伊丹健一郎先生・名古屋大学 トランスフォーマティブ生命分子研究所(WPI-ITBM)宇佐見享嗣先生

    サイエンス誌(Science)に掲載された日本人著者からの日本語タイトルとコメントを紹介します

    酸素ドープした分子ナノカーボンの昆虫内合成
    In-insect synthesis of oxygen-doped molecular nanocarbons

    SCIENCE 5 June 2025, Vol 388, Issue 6751

    農業害虫として知られる「ガ」の一種であるハスモンヨトウの幼虫にベルト状分子ナノカーボンを食べさせると、安定な炭素-炭素結合の間に酸素原子が1つ挿入した新しい分子ナノカーボンが生成されることを発見しました。昆虫によって非天然の機能性物質の変換・合成が可能になることを見出した世界初の例です。

    理化学研究所 開拓研究所
    理化学研究所 環境資源科学研究センター
    名古屋大学 トランスフォーマティブ生命分子研究所(WPI-ITbM)
    伊丹 健一郎

    これまで有機合成化学と昆虫学は独立した分野として発展してきました。今回の研究では、昆虫そのものを反応容器に見立てた機能性分子創製と反応メカニズムを明らかにすることに成功しました。

    名古屋大学 トランスフォーマティブ生命分子研究所(WPI-ITBM)
    宇佐見 享嗣

    https://www.science.org/doi/10.1126/science.adp9384

  • 創薬のフロンティア2025にてブース出展します!

    株式会社アスカコーポレーション(以下、ASCA)は、2025年6月30日(月)に東京ミッドタウン八重洲で開催される「LINK-J シンポジウム 創薬のフロンティア2025」にてブース出展をいたします。

    シンポジウムは「創薬の最先端モダリティ」に焦点を当て、多様化している創薬技術の最新の研究および実用化の状況について、アカデミアや産業界の立場で関わり、ご活躍されている方がご登壇されます。

    是非現地にてご参加の際は、ASCAのブースにもお立ち寄りください。


    イベント概要

    日時:2025年6月30日(月) 13:00-18:30
    場所:東京ミッドタウン八重洲カンファレンスホール
    参加費:5,000円(LINK-J会員 0円)
    主催:一般社団法人 ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン
    後援:文部科学省、厚生労働省、経済産業省、東京都、 国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)

    詳細・お申込みは下記

    https://www.link-j.org/event/article-46564.html


    LINK-Jについて

    https://www.link-j.org/

    株式会社アスカコーポレーションについて

    AI翻訳技術を取り入れ、次世代の医学・医薬に特化した翻訳・ライティングサービスを提供。科学誌Scienceを使った効果的な広告・求人サービスも展開しています。

    https://www.asca-co.com/